この冬、泉佐野の極上食材を楽しもう!おいしさのいずみさの

豊穣の海と山のおひざもと!
それが “おいしさの いずみさの”

泉佐野は、地元では地域統合前の佐野村(佐野町)にちなんで“さの”ともよばれ、豊かなGREEN & BLUE(農業と漁業)に恵まれて、古くから様々な食材が一年を通して収穫されています。

和泉山脈からの恵みを享受する里山と、瀬戸内に面した豊かな漁場をもつ港町として活況を呈し、さらに、江戸~明治まで北海道からの食材を“天下の台所”大阪に届けた「北前船」の寄港地ともなり、大阪や京都の料亭料理から庶民の食生活までを支える食材の一大生産地として栄えました。

こうした泉佐野の歴史ある地域性や豊かな自然は、関西国際空港の最寄地域となった現在も受け継がれており、漁業、農業を中心とした食生活や文化が、いまなお色濃く残っています。

“さのまえ”は、こうした泉佐野市の特徴ある地域性や生活文化にちなんだ、極上の食材、商品、サービスに光を当てるプランドです。
江戸湾の食材で作った料理を“江戸前”と呼ぶように、泉佐野産食材やそれを使った伝統料理からイノベーションメニューまでを“さのまえ”と名付けました。

歴史に彩られた泉佐野の食文化


 泉佐野の食文化には3つの日本遺産が息づいています。
東側には修験者が修行する「犬鳴山(和泉葛城山系)※1」がそびえ、そこから湧き出る清水が、約800年前に開墾された荘園「日根荘 ※2」を潤し、おいしいお米を育んでいます。やがて水稲の裏作として栽培され始めたのが、今や大きな評判を呼んでいる泉州キャベツや泉州玉ねぎ、泉州水なす等です。

 一方西側は、200種ほどの魚が揚がる世界有数の豊かな漁場・大阪湾に面しています。しかも泉佐野の漁獲高は大阪トップクラス。約60年前に漁師さんたちが始めた漁港併設の青空市場は、今日もプロの料理人や市民、観光客で大いに賑わっています。また、泉佐野の海は江戸時代から明治時代まで北海道~大阪間を行き来した「北前船 ※3」の寄港地でした。和泉国随一の港として大いに栄え、今も一部の街並みに当時の趣を残しています。
荷下ろしされた北海道産のニシンや昆布は「食い倒れの街・大阪」を支え、同時に泉佐野の食文化にも大きな影響を与えていただろうことは想像に難くありません。

※1『葛城修験-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』
和歌山県、大阪、奈良の境にそびえる葛城の峰々。修験道の開祖となる役の行者がはじめて修行を積んだ地。泉佐野では、葛城二十八宿の復元に尽力した犬鳴山(七宝瀧寺)、火走神社、奥家住宅などが構成文化財として認定されました。

※2『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち -中世日根荘の風景-』
約800年前、摂政や関白になった上級貴族である五摂家の1つ、九条家の治める「日根荘」とよばれる荘園があり、現在まで受け継がれてきた中世荘園に由来する土地利用のあり方が高く評価され、選定されました。

※3『荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~』
「北前船寄港地・船主集落」である佐野浦(佐野町場)が、江戸時代、豪商食野・唐金家の船主集落として、多数の北前船で大坂・瀬戸内から日本海側を東北・北海道方面まで交易し、和泉国随一の港として栄えた歴史的背景が地域に色濃く残されています。

大地の恵み


 泉佐野市では二毛作が広く行われています。夏季に水稲を栽培した農地で、冬季は裏作としてたまねぎとキャベツが盛んに作られています。
また、海と山が近く水の豊富な土地がなすの栽培に最適で、「日根野あずきに上之郷なす(※日根野、上之郷とも泉佐野の地名)」と称されるほどに、江戸時代初期から美味しい水なすの産地として知られていました。

泉州の海の幸


 泉佐野漁港は、大阪府下でも一、二を争う漁獲量を誇る泉州の魚処です。
朝、出漁した船が13時頃にたくさんの新鮮な魚介類を積んで港に帰ると、14時の合図で競りがスタート。隣接している「泉佐野漁協青空市場」では活きのいい新鮮な魚をその場で味わうこともできます。

泉佐野産食材

Green:泉佐野特産 野菜・精肉

泉州たまねぎ

大阪府内の収穫量は第1位!

泉州地域のたまねぎ栽培の歴史は古く、「日本のたまねぎ栽培の発祥の地」とも言われています。明治時代から水稲の裏作として作られてきました。水分が多く、肉厚で甘みがあり柔らかいのが特長です。

泉州キャベツ

お好み焼きには欠かせない!

大阪名物「お好み焼き」に欠かせない泉州のキャベツは、「松波」という品種が中心です。ずっしりと重みがあり、しっかり詰まっています。生で食べてもおいしく、加熱してもくずれず甘みが増すため、煮込み料理にも最適です。

犬鳴ポーク

泉州唯一のブランド豚!

1年間に2千頭しか流通しないなブランド豚。パンやうどん等の食品リサイクルによって生産された飼料を豚に与え、通常より2カ月長く飼育することで、甘みのある脂質とサシの入った美味しい豚肉となりました。

日根荘の大木米

重要文化的景観!

古くから大木地区の澄んだ水で育てられた大木米は、艶やかで旨みが格別です。大木地区は荘園時代以来の農村景観として今も息づき、訪れる人を魅了します。

泉州水なす

歴史ある泉州地域の特産品!

江戸時代から栽培されている泉州地域の特産品。果肉は柔らかく、水分をたっぷり含み、皮も薄く、甘みのある丸ナスの一種です。アクが少ないので、生食や浅漬けにも適しています。

Blue:泉佐野産 海産物

ワタリガニ

オスとメスで、異なる味わい!

泉佐野漁港で水揚げされるワタリガニは小さいながらも濃厚な味!6月後半~9月にかけては深みのある身の引き締まったオスが、秋~冬はメスが旬で、とろけるような内子を焼きガニや蒸しガニでをお楽しみいただけます。

泉タコ

大阪名物はやっぱりたこ焼き!

大阪湾は「魚庭」と書いて「なにわ」と言われ、昔から獲れる魚介類の種類は豊富で、大阪名物のたこ焼きのたこもその一つです。エビやカニなどのえさが豊富で潮の流れが穏やかなことから、風味よくやわらかいたこが育ちます。

はも

夏の祭りには欠かせないご馳走!

泉佐野では伝統的に鱧漁をおこなっていて古くは平安時代から食べられていました。大阪の天神祭、京都の祇園祭などでよく食べられる夏の味覚の代表格です。佐野産の泉州たまねぎと合わせて炊くハモすき鍋は新鮮な食材が活かされ美味。

人気の白身魚!

大阪湾は神話の伝説を元に「茅渟(チヌ)の海」と呼ばれ、昔からよく獲れる黒鯛をチヌと呼んでいます。黒鯛をはじめ泉州の鯛は身が引き締まっています。

お問い合わせ

  • 一般社団法人
    泉佐野シティプロモーション
    推進協議会

    〒598-0007 大阪府泉佐野市上町3丁目8-12
    TEL:072-461-0005
    https://www.icp-japan.or.jp

  • フォームからお問い合わせ

    お問い合わせフォーム

    24時間受付

  • お電話からお問い合わせ

    072-461-0005

    受付時間/月〜金曜日 9:00~17:30

この事業は観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業です。